この記事は、DREAMS COME TORUの中村正人著
『俺もドリカムだっ!365日の悪あがき』の魅力を
ネタバレ無しで紹介するものです。
はじめに
今(2026年5月)から10年前の2006年6月1日、一つのブログが始まった。
WEB日記「ドリブログ」。
作家、中村正人氏による文筆活動である。
忙しい活動の中、365日連続して投稿された日々の記録。
その軌跡を一冊にまとめたのが、この書籍である。
表紙の写真。

帯の折込部分にサイン。

ドリブログの前に
ドリブログが始まる直前まで、中村氏は読売新聞のWEB企画でブログ連載を行っていた。
期間限定の企画だったが、日々の言葉を綴るスタイルはすでに確立されており、
その延長線上に「ドリブログ」の365日連続更新がある。
俺もドリカムだっ!
ブログでは、文章と写真が並んで掲載される。
この書籍も、その感覚を大切にしている。
ブログ掲載時の写真が、巻末にカラーページとして収録されている。
投稿当時のままの色味で楽しめるように工夫されているのが嬉しい。
12か月、365日の軌跡が、ブログの空気をそのままに書籍化されている。
目次
- はじまりの6月(June 2006)
- うごき出す7月(July 2006)
- 熱のある8月(August 2006)
- 深まる9月(September 2006)
- 変わり目の10月(October 2006)
- 余白の11月(November 2006)
- 年の瀬の12月(December 2006)
- 新しい年の1月(January 2007)
- 静かな2月(February 2007)
- ほころぶ3月(March 2007)
- 風の4月(April 2007)
- 光の5月(May 2007)
365日の悪あがき
投稿当時も感じたが、今読み返してみても、その文章量に驚かされる。
ブログの日記は、その時代、その瞬間の想いの切り抜きになりがちだが、
この内容は、読み物として十分に成立している。
などと、作家の先生の書き物に論評できる立場ではないが。
10年経っても色褪せない。
ページをめくるたびに、当時の呼吸や息づかいがそっと立ち上がってくるようで、
あらためて心に残った。
書籍情報
- 書名:俺もドリカムだっ!365日の悪あがき
- 著者:中村正人
- 発行:中央公論新社
- 初版:2007年7月25日
- ISBN:978-4-12-003965-5
著者情報
中村正人(なかむら まさと)
作家
1958年、東京都生まれ。
小学生時代に小説へ傾倒し、中学では同人誌「暗中模索」を友人と刊行。
高校でも「暗中模索」を継続し、「春情篇」「未完篇」など青春の葛藤を描く作品を発表するも挫折し、いったん執筆活動を断念。
その後は音楽活動に専念し、ベース演奏のほか DREAMS COME TRUE(ドリカム)男性メンバーとして広く知られる。
2006年に文筆活動を再開し、リブロマートやWEB上で音楽評論を発表している。
ここにもサインが。

まとめ
今(2026年5月)から5か月前の2025年12月14日、
「おのおののひとりごと」は再び動き始めた。
目指す目標の一つが、365日連続投稿。
現在、142日連続投稿中(2026年5月4日時点)。
ただ無理はしない。
きついと思ったら休むし、連続投稿のための水増しはしない方針。
そのうえで、もし365日続けられたら、それはきっと嬉しい。