この記事は、パイロット主催の万年筆組み立て教室で自分の手で組み立てた特別な一本を紹介。カクノに近いデザインのスケルトン仕様や書き味、コンバーター運用、イベント参加のポイントまで体験をまとめた記録です。
はじめに
引き出しを整理していると、忘れていた万年筆がひょっこり姿を見せる。
今日はその中から、パイロットの万年筆組み立て教室で自分の手で組み立てた一本を取り上げる。
既製品とは違う、“自分で組んだ”という小さな誇りが宿る万年筆だ。
万年筆組立て教室とは
パイロットが不定期で開催しているワークショップで、
本屋や文具店のイベント、百貨店の文具フェアなどで見かけることが多い。
告知は X(旧Twitter) に流れることが多く、特に 丸善日本橋 の開催情報をよく目にする。
- 参加費:1,000円前後
- 内容:万年筆の組み立て体験
- 持ち帰り:もちろん可能
万年筆好きなら、一度は参加してみたいイベントだと思う。
組立て教室
部品配布

組み立て

完成

組み立てた万年筆について
デザインは既製品の カクノ に近い。
ただし、当時のカクノには存在しなかった スケルトンボディ が採用されており、
内部構造が見える点が新鮮だった。
後にカクノにもスケルトンモデルが追加されたが、
このワークショップ版は「構造を説明しやすい」という理由でスケルトンが選ばれている。
書き心地
書き味は、ほぼカクノそのもの。
- 良い意味では クセがなく扱いやすい
- ペン先が引っかからず、硬めのニブで初心者でも安心
- 悪い意味では 個性が薄い
- この万年筆だからこそ書ける線質、という特徴はあまりない
それでも使う理由はひとつ。
「自分で組み立てた万年筆だから」
この一言が、他の万年筆にはない価値を与えてくれる。
カスタマイズ
コンバーターに換装し、好きなインクを使えるようにしている。
特別な一本だからこそ、インク選びも楽しい。
- 使用中:CON-40、CON-50 組立て教室の参加経験が2回あり、2本所有している。
写真で紹介
全体写真(シンプルで丸みのあるフォルム)

ペン先アップ(金色ニブ)

コンバーター装着状態

コンバーター(CON-40)の装着 試し書き(インク:ペリカン)

試し書き2(赤インクの発色)

赤インク使用時の見た目

まとめ
万年筆組み立て教室は情報が少なく、参加できる機会は多くない。
私自身、当時は開催情報を探してXを巡回していた記憶がある。
パイロット公式サイトには掲載されず、
開催店舗側のイベント情報として出る のが特徴だ。
特に 丸善日本橋 は開催実績が多いので、気になる方はチェックしてみてほしい。
参加できたら、それだけで少し幸せになれるイベントだと思う。