この記事は、自分の愛車遍歴を振り返り、各車の魅力を纏めたものです。
初めての車・ミラージュ サイボーグ C73A。その魅力と、当時の思い出を振り返ってみたい。
- はじめに
- ■ 購入時に悩んだ候補たち
- ■ 4G61ターボの“ドッカン”と、手の内に入る操作性
- ■ 初心者マークで覚えた運転の基礎
- ■ 4ドアの実用性と、広い後席
- ■ 東京大雪の夜、徹夜で水上へ
- ■ 別れの理由は、ただひとつ
- 関連記事
はじめに
初めての車と、雪の夜の記憶。
初めて買った車が、三菱ミラージュ サイボーグ C73A(後期型・4ドア)だった。
初めての三菱車で、初めてのターボ、初めての4WD。
今思えば、車との付き合い方を決定づけた一台だったと思う。


■ 購入時に悩んだ候補たち
購入時に比較していたのは、街の遊撃手ジェミニと、モデルチェンジしたばかりのファミリア。
- ジェミニはハンドリングの良さが魅力
- ファミリアは新世代の完成度
- ただ、どちらも実用性と価格のバランスが少し違った
当時はスキーに行く時期だったこともあり、
4WDで、4ドアで、荷物も積めて、でも走りも欲しい
という条件に一番合っていたのがミラージュだった。
■ 4G61ターボの“ドッカン”と、手の内に入る操作性
1.6Lの4G61ターボは、低回転はスカスカで、
2500rpmあたりから一気に蹴りが来る、いわゆる“ドッカンターボ”だった。
曲がる車ではなかったけれど、
車体が小さく、視界が良く、操作に対して素直で、
手の内に入る安心感があった。
当時としては十分すぎる性能だった。
■ 初心者マークで覚えた運転の基礎
昼はアルバイト、夜はドライブ。
人生で一番車に乗っていた時期だ。
夜の環七を走ると、前も後ろもタクシーばかりだった。
その流れに自然と合わせることで、運転の“呼吸”のようなものが身についていった。
朝ガソリンを入れ、夕方またガソリンを入れる。
そんな日もあった。
運転の基礎を教えてもらった車が、このミラージュである。
■ 4ドアの実用性と、広い後席
スポーツグレードでありながら、4ドアで後席足元が広いというのが大きな魅力だった。
- 大人が普通に座れる
- 荷物も積める
- トランクも深い
- 生活の車として成立している
“速いけれど実用性がない”というタイプではなく、
生活と遊びの両立ができる車だった。
■ 東京大雪の夜、徹夜で水上へ
一番印象に残っているのは、東京で大雪が降った日のこと。
複数台でスキーに行く予定で、高速のSAで待ち合わせだった。
ところが高速がすべて通行止め。
当時は携帯電話もなく、連絡手段がない。
結局、
東京から水上まで、徹夜で下道を走ることになった。
国道は雪で真っ白。
トラックの轍を頼りに、慎重に、でも確実に進んでいく。
当時としてはまだ珍しかったスタッドレスを履いていたおかげで、雪道でも落ち着いて走れた。
あの夜の静けさと緊張感は、今でも忘れられない。
■ 別れの理由は、ただひとつ
ミラージュとの別れは突然だった。
理由はシンプルで、そして決定的。
ランサーエボリューションIが発売されたから。
ミラージュで覚えたターボの蹴りと4WDの安心感。
雪の夜を走り切った経験。
そのすべてが、次の車を迷わず選ばせた。
ミラージュは、
僕をエボへ連れていくための一台だった。
次回は、このミラージュが導いてくれた「ランサーエボリューションI」の話を書こうと思う。
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