この記事は、「薬屋のひとりごと」公式レシピ本
『猫猫の調合書』(マオマオのレシピ) の魅力をネタバレなしで紹介するものです。
はじめに
購入の動機は、「薬屋のひとりごと」の関連図書だから。
ただ、それだけだった。
作品の中に出てきた料理は、自分の趣味の範囲外。
そんな思いもあったからだ。
言葉は悪いが、コレクションの一つ。
そんな感じで購入したのだが――
良い意味で裏切られた。

ネタバレなしに内容に触れる
レシピ
本書には 23種のレシピ が紹介されている。
それぞれ「どの話に登場した料理か」が注記されており、
原作展や生薬展の展示内容と同じ“丁寧な紐づけ”を感じた。
レシピを再現した 真楠ヨウ さんの技術は素直にすごい。
プロフィールを調べると料理家ではなく作家だったが、
“料理作家”という肩書きに納得してしまうほどの完成度だった。
ショートストーリー
6本のショートストーリー が収録されていた。
勉強不足で、収録されていることを事前に知らなかった。
新作に飢えている身としては、それだけで嬉しく、楽しく読ませてもらった。
- 膾(第1巻 18話:園遊会 其の参)
- 二層の酒(第1巻 23話:麦稈)
- 串焼き(第2巻 7話:街歩き)
- 加加阿菓子(第1巻 9話:加加阿)
- 甘藷菓子(第12巻 16話:嘘つき)
- 角煮
ショートストーリーに関連する原作の場面を探してみたが、
最後の「角煮」だけは見つけられなかった。
おそらく 第13巻以降の場面 だと思うのだが……
参考:
薬屋のひとりごと|原作小説 全巻・各話タイトル一覧【ネタバレなし】 - おのおののひとりごと
著者情報
日向夏(ひゅうが なつ)
福岡県在住の 日本の小説家・ライトノベル作家。
代表作『薬屋のひとりごと』は、2011年に「小説家になろう」で連載を開始し、
2012年に書籍化されデビューした。
本名・年齢などは非公開。
SNSでは、ウリ坊のキャラクター「うりりん」をアバターとして使用している。
特徴
- 中華風宮廷ミステリーという独自ジャンルを確立
- 伏線の張り方と回収の巧みさに定評
- 顔出しや詳細プロフィールは公開していない
真楠ヨウ(まくす・よう)
カクヨムを中心に活動する 日本の小説家。
プロフィールでは「文字書き。ちまちまっと趣味の作品を書いてます。」と自己紹介している。
現代ドラマ・ファンタジー・料理系の作品を多く執筆し、
食描写の丁寧さと、生活に寄り添う物語に定評がある。
『猫猫の調合書』では、作中料理の再現レシピを担当。
特徴
- 料理・食をテーマにした作品が多い
- 現代ドラマからファンタジーまで幅広く執筆
- カクヨムで複数作品を連載・完結
- 近況ノートで執筆状況や書籍化の報告を発信
まとめ
掲載されているレシピではないが、読んでいるうちに 中華粥が猛烈に食べたくなった。
中華粥を作ったことはなかったが、中華街で食べた味を思い出し、
夕飯に中華粥を作ってしまった。
きっと、この調合書の影響だろう。
美味しかった……
