この記事は、アニメ『葬送のフリーレン』第2期を見た感想から、
最近のアニメの放送話数(クール)について気になった点をまとめたものです。
はじめに
アニメ第2期の放映が終わった。
綺麗なエンディングの絵を含み、楽しめた。
一方、物足りなさを感じた事も否定できない。
第2期を見終えて感じた“物足りなさ”
全10話。
第1期の28話を思うと、どうしても物足りない。
展開も、第1期に比べて淡白に思えた。
最近のアニメは、皆1クールなのだろうか?
気になった。
最近のアニメはなぜ短いのか?
AIに答えを求めた。
- 2クール作品が減ってきている
- 制作スケジュールの逼迫
- 配信時代のビジネスモデル
- 原作ストックの問題
しかし、最近刺さったアニメは、みな2クールの作品だった。
- 葬送のフリーレン
- 薬屋のひとりごと
- アオのハコ
- 呪術廻戦
その作品の魅力を丁寧に、省略することなく伝えるには、
1クールでは足りないのではないかと、個人的には感じた。
AIが触れた「原作ストックの問題」というと、思い出す作品があった。
原作ストックの問題|鋼の錬金術師
原作が連載中、アニメの進捗が原作に追いついてしまった。
鋼の錬金術師。
鋼の錬金術師は、2作(2バージョン)作成された。
■ 第1作(2003年版)
原作連載中に制作された“オリジナル展開版”
- 放送期間:2003年10月〜2004年
- 話数:全51話
- 制作:ボンズ
- 監督:水島精二
- 特徴:
- 原作がまだ序盤だったため、後半はアニメオリジナル展開
- その流れで劇場版『シャンバラを征く者』(2005)へ続く
■ 第2作:鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009年版)
原作完結を見据えて作られた“完全版”
- 放送期間:2009年4月〜2010年
- 話数:全64話
- 制作:ボンズ
- 放送局:MBS・TBS系
- 特徴:
- 原作のストーリーを最終話まで忠実にアニメ化
- 2003年版とは完全に別物
● 2003年版
- 原作がまだ序盤
→ アニメが追いつく
→ 後半は完全オリジナル展開へ
→ 劇場版で締める必要があった
● 2009年版
- 原作がほぼ終盤
→ 原作に忠実な“完全版”が作れた
→ 全64話の長尺で丁寧に描写
つまり、
原作ストックがあるかどうかで、アニメの構成は根本から変わる。
という典型例。
フリーレンの第3期にむけて
話をフリーレンに戻そう。
| 放送 | 単行本巻数 |
|---|---|
| 第1期 | 1〜6巻 |
| 第2期 | 7〜9巻途中 |
| 第3期 | 9巻途中〜11巻 |
| 12〜14巻 |
第1期〜第2期を振り返ると、1クールで単行本3巻分となる。
とすると、第3期が1クールで11巻まで。
2クールであれば14巻までとなる。
現在の既刊数は15巻。
第3期以降を見据えた、原作のストック期間なのだろうか。
最後に
結局なにが言いたかったかというと—1クール(10話)じゃ物足りない。もっと放送して欲しい。
と、強く願いたいのであった。
第3期までの1年半は、果てしなく遠い—
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