この記事は、電子書籍ばかりの最近、久しぶりに手に取った紙書籍の懐かしたいに触れた時の気持ちをエッセイ的に綴ったものです。
電子書籍が今の生活に会っている
最近購入するのは電子書籍ばかりだ。
なぜなら
大量の書籍を保管する場所がない。 本棚がいらない。
購入した事が家族にバレない。読みたい本が、直ぐに、どこでも手に入る。 電子書籍化されている事が前提だが、発売日の午前零時過ぎに手に入る。
片手で読める。 ページ送りが片手でできる。
外出時に便利。電車の中や布団の中、いざとなれば風呂の中、どこでも読める。 暗い所でも読める。
言葉は悪いが、雑に扱える。何冊でも持ち歩ける。 読み終わりが近づいても、次の本を持ち歩く必要がない 気分で本を切り替えられる自由がある
文字を大きくできる。 意地で大きくしないが、目に優しい
紙書籍に久しぶりに触れた時

最近になって、隣駅のブックオフに出かけるようになった。
安く値が落ちた文庫本、著者には申し訳ないが、懐に優しい。
つい何冊か、まとめて買ってしまう。
読みたかったが電子書籍化されていなかった文庫本を見つけると、喜びの小躍りをしてしまう。
久しぶりに紙書籍で本を読んだ。
今まで木に求めたかった細かな点に気がついた。
ページを捲る紙の感触。 滑り感がある。
確実に送れるページ。 スワイプミスやタップミスでページが戻らない
栞を挟んだ時、本の厚さから伺える進捗。 栞の位置で、どれくらい読んだかが一目でわかるアナログさ。
折れたページの端を直す時。 古本ならではの“所作”がある。
本を選ぶ楽しさがある。 装丁から滲み出す雰囲気で本を選べる。
懐かしいというか、この感覚・所作、いいなぁと思う。
やっぱり紙書籍には、その本自身がまとっている“雰囲気”がある。
手に取る前から、気に入るかどうかを静かに伝えてくる。
それは、万年筆にインクを充当する時間の様に・・・
無駄とは言わない、隙間の瞬間。