おのおののひとりごと

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独自ドメイン設定の迷路を抜けるまで ― 第零砲〜第八砲の振り返り ―

この記事では、独自ドメイン設定で迷い続けた第零砲から第八砲までの経過を、ひとつの流れとして振り返っています。

独自ドメイン設定の迷路を抜けるまで

― 第零砲〜第八砲の振り返り ―

ブログ再開1ヶ月目の区切りとして独自ドメインを取得してから、
思いがけず長い旅になった。

アドセンスの申請を見据えて設定を進めていたはずが、
気づけば技術的なつまずき――いや、転倒・卒倒・癇癪の連続だった。

DNS の伝播、CNAME の沈黙、
無印(ネイキッド)だけ HTTPS が通らない問題、
AdSense のねじれ、Cloudflare への移行……。

振り返れば、すべてがひとつの物語になっていた。
ここでは、その全体を静かに整理しておきたい。


■ サブドメインとネイキッドの“ねじれ”がすべての始まりだった

はてなブログの独自ドメインは、
サブドメイン(www.onoono.jp)で設定した。

なぜそうしたのかと言えば、単純で、
ヘルプを読まずに AI のガイドに従ったから だ。

当時の私は、
「とりあえず言われたとおりにやれば動くだろう」
くらいの感覚で、深く考えずにサブドメインで申請した。

ところが後になって、
はてなのヘルプをちゃんと読んでみると、

  • ネイキッドドメイン(onoono.jp)でも独自ドメイン設定ができること
  • しかも、AI の指示で設定した A レコードの IP が間違っていたこと

この二つに気がついた。

つまり、

  • はてなはサブドメインで運用
  • AdSense はネイキッドドメインで申請

という“ねじれ”は、
最初にヘルプを読まなかったことから始まっていた。

最初からヘルプ読めよ、という
ごく当たり前の教訓を、遠回りして身をもって学んだ。


■ 第零砲:独自ドメイン取得という小さな一歩

ブログ再開から1ヶ月。
「そろそろ独自ドメインを」と軽い気持ちで onoono.jp を取得した。
この時点では、ここから始まる長い航海を想像していなかった。


■ 第一砲:はてなブログと CNAME の最初の衝突

独自ドメインを設定した瞬間、
はてなブログが CNAME を認識したりしなかったりする揺らぎが始まった。
DNS の伝播という“見えない時間”に振り回される最初の体験だった。


■ 第二砲:無印(ネイキッド)だけ HTTPS が通らない

www は HTTPS で表示されるのに、
無印だけがどうしても HTTPS にならない。
証明書の問題なのか、設定の問題なのか、
原因が分からないまま時間だけが過ぎていった。


■ 第三砲:AdSense の所有者確認が通らない

ads.txt を置いても、所有者確認が安定しない。
Google 側の反映待ちなのか、DNS の揺らぎなのか、
どこに原因があるのか見えないまま、ただ待つしかなかった。


■ 第四砲:DNS の新旧が混在する“揺らぎの海”

古い情報と新しい情報が混在し、
アクセスするたびに結果が変わる。
この時期は、何が正しい状態なのかすら分からなかった。


■ 第五砲:Cloudflare という希望

無印 → www の 301 転送を無料で実現できる。
Cloudflare を使えば、すべてが解決する――
そう思ったのは、この頃だった。


■ 第六砲:Cloudflare の導入と一時的な安定

DNS を Cloudflare に切り替え、
Page Rules で 301 を設定。
無印 → www の転送が動き、
AdSense の所有者確認も安定し始めた。

「これで終わる」と本気で思った。


■ 第七砲:しかし、静かに崩壊が始まっていた

Cloudflare のプロキシ(オレンジ)により CNAME が隠れ、
はてなブログが独自ドメインを認識しなくなる。

グレーに戻すと 301 が使えない。
無料で済ませるという前提が、静かに崩れ落ちていった。


■ 第八砲:Cloudflare からの撤退と、意外な終わり方

Cloudflare の有料転送は高すぎるため撤退。
お名前.com に戻り、有料転送オプションを有効化した。

しかし https の転送だけが永遠に動かない。
サポートに問い合わせると「仕様です」との回答。

ところがその2日間で、
DNS が自然に収束し、
はてなが独自ドメインを再認識し、
AdSense が ads.txt を確認した。

絶対必要だと思っていた https 転送は、
結果的に不要だった。

長い迷路の最後は、
意外にも静かに終わった。


■ 全体を通して見えたこと

この旅で学んだのは、
設定そのものよりも“前提”と“時間”が問題を解決することがある、ということだった。

  • DNS の伝播は読めない
  • CNAME の扱いはサービスごとに違う
  • 無印と www の扱いは意外と複雑
  • AdSense は気まぐれに見える
  • Cloudflare は強力だが、はてなブログとは相性が悪い
  • そして、揺らぎは必ず収束する
  • 何より、「最初にヘルプを読め」は本当に大事

すべてが繋がって、ひとつの物語になった。


■ そして、次のステージへ

長い道のりを経て、
やっとアドセンスの申請準備が整った。

永きに渡る海路を経て、
ようやく港にたどり着いた。

(了)