この記事では、キッチンのビルトイン浄水器を新しいものに交換した作業を、実体験として記録しています。
はじまりのこと
キッチンの片隅で、長く働き続けていたアルカリ整水器が、ついに限界を迎えた。
古い相棒のこと
アンダーシンクに収まった本体は、ナショナルの名残をまとったまま、静かに老朽化を進めていた。(PJ-UA35DA1A)
電極の性能低下を示すランプが、時折、弱々しく点滅する。
そしてある日、水が止まらなくなった。ポタポタと、または、細い線のように。
原因はパッキンだろうと察しつつも、白い箱に収まった電磁水栓は手出しできなさそうな構造だった。
ブラックボックスである。

翌日、18時半
仕事は終わった。
夕飯の準備も完了している。
しかし、夕飯を食べ始めるにはまだ早い。
取付金具が外せそうかどうかだけでも確かめよう。
キッチン下へ潜り込む。
深い位置にある大口径のナット。
前回の水栓交換で苦労した記憶がよぎる部分だ。
専用工具をそっと当て、力をかける。
こいつ、回るぞ!と、拍子抜けするほど軽く動いた。
そこからは高揚した私は一気だった。
元栓を止め、ホースの結合部を外し、古い水栓を引き抜き、長年の相棒を退場させる。
電磁水栓の白い箱(ブラックボックス)も外し、新しい浄水器を順に取り付けていく。
作業は1時間ほどで終わった。






作業のあとで気づいたこと
通水の瞬間、ファンファーレなど鳴るはずはない。
その静寂の中、接合部から落ちる水滴の音に気づく。
周囲を見回すと、なぜかパッキンが一つ落ちていた。
パッキンひとつで、すべてが台無しになるところだった。
パッキンを取り付け、再度通水。問題ない。
工賃不要となったため、追加工具を含めても、約4万円での交換完了。
きっと性能の向上もある、二周り大きくなったカートリッジだ。
※後から確認したところ、性能向上していた
作業を終えて
覚悟していたのは十万円超の出費だ。
予算上の約6万円程度が浮いた状態だ。
その使いみちを考えて、浮かれていると、怒られた。
カートリッジ(JF-45N)浄水機能のデータ
17+2物質除去
■JIS規格の17物質
・遊離残留塩素(カルキ臭)
・濁り(ろ過性能)
・クロロホルム
・ブロモジクロロメタン
・ジブロモクロロメタン
・ブロモホルム
・テトラクロロエチレン
・トリクロロエチレン
・総トリハロメタン
・CAT(農薬)
・2-MIB(カビ臭)
・溶解性鉛
・1,2-DCE
・ベンゼン
・ジェオスミン
・陰イオン界面活性剤
・フェノール類
■JIS規格以外
・鉄、アルミニウム
・PFOS 及び PFOA