この記事では、『葬送のフリーレン』に宿る行間と余白の魅力を、前奏小説を読んだ気づきとともに紹介しています。(ネタバレなし)
行間と余白に惹かれる理由
小説『葬送のフリーレン 〜前奏〜』『〜前奏2〜』を続けて読んだ。
いずれも八目迷氏による小説である。

前日譚など、原作とは異なる場面が描かれている。
八目迷氏は、漫画原作者である山田鐘人氏からも
「キャラクターの理解が深い」と絶賛されている。
その八目迷氏が書いた『前奏2』の後書きに、気になる言葉があった。
行間と余白にこそ深い情緒が宿る──『葬送のフリーレン』という作品。
何やら腑に落ちた。
そうか、だから私は、葬送のフリーレンに惹かれるのか。
行間と余白という言葉
意味を調べれば、行間も余白も、ただの書式設定としての文字の間隔や余白の広さになる。
けれど物語の中では、まったく別の意味を帯びる。
行間──語られなかった感情や、沈黙の奥にある気配。
余白──時間の流れや、言葉にしないことで生まれる余韻。
私のブログの文章について、「行間がある」「余白がある」と言ってくれる人がいた。
なんともこそばゆいが、たぶん自分の好みがそのまま出ているのだろう。
言葉が広がっていく
まるで用例採取のようにフレーズを拾い、
その意味をひとつずつ確かめていく。
気になったフレーズから、話が膨らんでいく。
言葉が次の言葉を呼び寄せる。
その過程そのものが、静かで心地よい。
ちょうど本日
『葬送のフリーレン』アニメ第2期の放送が始まる。

